美食の饗宴
来年創業130周年を迎える京都ホテルオークラさん。その創立祭イベントのひとつとして企画された「美食の饗宴」に行ってまいりました。同ホテルが誇る和洋中の各料理長が膝を突き合わせ、それぞれの妙技をフュージョンさせて練り上げたという一夜限りのスペシャルディナー。半年ぶりにビューラーでまつ毛を上げてマスカラを塗り、盛り盛りの夜会巻ヘアにて臨みました。
さて、まず最初に登場したのはアミューズ……ではなく
ババーン!和洋中の三料理長!!! 演出にも力が入っています。
写真は最後に登場した善養寺明総料理長。
スプマンテで乾杯ののち、いよいよディナーのスタートです。一口前菜の盛り合わせに始まり、三種海鮮と野菜のテリーヌ、オマールのビスクに合わせたフカヒレ煮込み、牛・鴨・仔羊のロースト、小巻寿司、デザート盛り合わせ…というよどみない流れ。いずれのお皿も和洋中のエッセンスがふんだんに盛り込まれた力作です。総料理長曰く、各自が「主張しすぎない」という点にもっとも心を砕いたそうで…
例えばこの3種類のお肉を盛り合わせたメインディッシュにはジェノベーゼソース、紅麹とサンザシの四川風ソース、木の芽風味のわさび味噌が添えられており、意外な組み合わせを自由に楽しむという趣向です。
お酒も料理に合わせて泡、白・赤ワイン、純米吟醸酒、紹興酒が用意されており、注がれるままにグビグビと飲っていたら、すっかりいい気分になってしまいました。
来年の130周年に向けて、今後もすてきなイベントが開催されるそうなので、皆さまもどうぞこちらのウェブサイトをチェックなさってみてください。