【商品名】ナチュラル・シルキービーフ
ホテル・レストランのシェフに朗報!
品薄のホルス・ヒレの代替に最高!
しかもナチュラルビーフ!
牛若商事はこのほど、牛肉の新ブランド「ナチュラル・シルキービーフ®」を開発し、ホテル・レストランに提案を開始しました。現在、国産牛の全畜種で牛肉ロイン系部位の入手が困難になってきており、とくに国産ホルスタイン種に代わる良質のロイン系食材として新ブランドを活用するようお願いしています。
国産ホルスタイン種去勢のと畜頭数は3年間で12%ダウンと減少が続き、調達がどんどん厳しくなっています。最大の理由は、人工授精する際に雄と雌の産み分けができること。後継となる母牛が必要ない時期には、乳牛雄ではなく和牛との交雑種生産に切り替えられています。また、昨今の飼料高騰で乳牛雄の肥育への導入が大きく減少していることが将来的な不安となっています。
「ナチュラル・シルキービーフ®」は、米国・カリフォルニア州南部を基地とするファミリー経営のフィードロットでホルスタイン種を長期穀物肥育してハイグレードの肉質に仕上げたもの。肥育期間は、子牛のときから360日間(最低300日間)にわたります。USDA(米国農務省)の格付では、ほとんどが「チョイス」以上で、そのうち「プライム」も20~25%発生するという高い肉質実績を残しています。
しかも、成長ホルモン剤や抗生物質を使用せずに肥育されたナチュラルビーフに限定しているので、安全でおいしいばかりでなく、「ホルモンフリー」、「抗生物質フリー」を打ち出すことができるのも強みとなっています。
また、歩留まりが良いのも特長のひとつ。「ナチュラル・シルキービーフ®」のテンダーロイン(サイドマッスル付き)の歩留まりは70%。国産ホルスタイン種の歩留まり59%と比べて、とても高い数値を誇っています。サイドマッスルをはずした状態でも、シルキーは64%、国産は54%(弊社調べ)。まさに“価格以上の価値”を実現した新ブランドといえます。
3年前の食肉マーケット・牧場関係者との懇談で、牛若商事は国産・全畜種のロイン系が不足することを予測し、その対策として弊社が得意とするアメリカンビーフで現地調査および情報収集を開始。肥育方法、安全性対策、こだわった肉質など、弊社が設けた独自の基準に該当する優秀なパッカーを探し当て、安定供給を考えてさらに絞り込み、サンプル輸入して試食を重ねてきました。
パッカーへのこだわりではなく、ストーリー性もある弊社のこだわりビーフです。ぜひご賞味いただき、メニューに入れてください。
問い合わせは弊社、山本満営業本部長(yamamoto@ushiwaka.co.jp)までお願いします。
ナチュラル・シルキービーフのロゴマーク
歩留まりも良いナチュラル・シルキービーフのテンダーロイン
国産ホルスタイン種のテンダーロイン
ナチュラル・シルキービーフのヒレの断面。肉質の良さが自慢
国産ホルスタイン種のヒレの断面